森林の再生と木質循環社会の形成を目指して
かつて森林は人々の生活の中心でした。
戦後復興と高度経済成長に伴い、用材としての木材の需要が伸び、林産物や木材産業の発展がありました。
しかし、燃料が薪や炭から石油や電気に代わり、木造建築も伸び悩み、いつしか人々の関心は森林から離れていきました。
その結果、資源となるはずの森林が伐採されないまま放置され、森林の荒廃は進み貯水力もなく渇水や近年頻発する災害の一因となっています。
私たちは、これまでは間伐しても放置されていた未利用材や伐採されていない森林を活用する地域資源の循環システムを構築し、計画的な伐採・植林の促進による森林の整備や新たな木材の活用を進め、次代へより良い森林を継承することを目指します。